ドイツの最高峰ブランド「A.ランゲ&ゾーネ」は、1845年に創業しました。
ですが第二次世界大戦中は休業しており、今日のランゲとして復活したのは1994年のことです。
ランゲを代表するモデル「ランゲ1」もこの時に発表されました。
今年、2019年はA.ランゲ&ゾーネが復活し、ランゲ1が登場してから25周年です。
そんな25年の節目に記念モデル「ランゲ1 "25th アニバーサリー"エディション Ref.191.066」が発表されました。
また、ランゲは25周年を記念してアニバーサーリーモデルを10ヵ月連続でリリースします。本モデルはその10本のうちの最初の1本です。
ランゲ1 "25th アニバーサリー" Ref.191.066
ランゲが25周年記念モデルとして発表したランゲ1は、38.5mmのホワイトゴールドケースにシルバー無垢の文字盤、そして針や数字にブルーが使われた特別なモデルで250本限定で販売されます。
このランゲ1は、ハンターケースが初めて採用されました。
ハンターケースの中央には、1873年に完成した実際のランゲの時計工房がエングレーブされています。
上にドイツ語で25年を意味する"25 JAHRE"とあり、下の"LANGE 1"を合わせて「25周年のランゲ1」と彫金されています。
また、ウォルター・ランゲの名が右に、そして1994年のランゲ復活の戦略を考案し実行した仕掛け人であるギュンター・ブリュームの名も左に刻まれています。
ムーブメントは、25周年を記念して新たに開発された自社製手巻きキャリバーL121.1が搭載されています。ツインバレル仕様でパワーリザーブは72時間あります。
もちろんムーブメントの審美性も高められており、テンプ受けには25周年を表すマークとして25日を示すアウトサイズデイトが彫金されています。
本モデルは、白と青を基調としているため清潔感があり全体的に爽やかで落ち着いたデザインです。
ネイビーのアリゲーターストラップは、グレーのステッチが施されています。
実はランゲは、過去にこのカラーリングのランゲ1をリリースしています。
それは、以下のランゲ1 Ref.101.027xというモデルです。
出典: Hodinkee
ランゲファンの間ではカルト的人気のあるモデルなんだそうです。
25周年ということで250本限定なのだと思いますが、限られた本数であるためこの25周年記念モデルもコレクター垂涎の的となることは間違いないでしょう。
まとめ
A.ランゲ&ゾーネ ランゲ1 25周年記念モデルをご紹介しましたが、いかがだったでしょうか。
A.ランゲ&ゾーネが復活をかけ1994年10月24日に発表したのは4本の時計で、それぞれランゲ1、サクソニア、アーケードそしてトゥールビヨン"プール・ル・メリット"です。
今回ご紹介したランゲ1 25周年記念モデルは、"25th アニバーサリー"シリーズの第一弾であると発表されています。
あと数日でベールがはがされるわけですが、一体どんなラインナップが登場するのか非常に楽しみですね!
基本情報
ブランド: A. Lange & Söhne (A.ランゲ&ゾーネ)
モデル: Lange 1 (ランゲ1)
リファレンス番号: 191.066
ケースサイズ: ケース径 38.5mm / 厚さ 10.7mm
ケース素材: ホワイトゴールド
防水性: -
ムーブメント情報
キャリバー: Lange 121.1
パワーリザーブ: 72時間
駆動方式: 自動巻
振動数: 3hz 21,600振動/時
石数: 43石
価格
定価: 43,700ユーロ (SIHH2019にて変更の可能性あり)
限定: 250本
※日本価格は未定
公式のプレスリリースは以下よりご確認ください。
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