ブレゲマリーンの2018年新作が銀座のニコラス・G・ハイエックセンターで8月16日から9月9日まで公開されているということで早速見に行ってきました。いくつか写真を交えながらお伝えします。
2018年新作ブレゲマリーン5517
ブレゲマリーンの新作は3色展開となります。
それぞれホワイトゴールドケースのブルー文字盤、ローズゴールドケースのホワイト文字盤にチタンケースのサンバーストスレートグレー文字盤です。
チタンケースは、かなり軽快感があり着けているのを忘れるんじゃないかという程です。逆にゴールドケースのモデルは適度な重量感があり満足度が高そうです。
ブレゲマリーン新旧比較
ブレゲマリーンの青文字盤の新旧比較です。左が先代のRef.5718で右が新作のRef.5517です。同じマリーンシリーズであるため共通点はもちろん多くあるのですが、やはり時計の顔でもある文字盤の造形が全く違うので別の時計感がありますね。
ケースサイズは先代から1mmアップして40mmになりました。その分ラグの長さが短くなっています。ラグジュアリースポーツウォッチの特徴である一体型のラグは、腕のサイズによってはケース径が許容範囲だったとしても合わないなんてことも発生します。短くなったことでより多くの人が身につけられるようになったとも言えるかと思います。
先代はヴァーグと呼ばれる波模様ですが、新作はクアシオン マルシャントのような波のデザインになっています。
ケースサイドをみると大きく変わってはいないですが、細かい部分で変更点があります。
まずケースとベルトを繋ぐ部分です。旧型は、マイナスネジのようなデザインで繋ぎ合わせられていますが、新しい形となってベルト交換は専用工具が必須となるようです。
リューズガードは、引き続きパドルのようなデザインとなっています。リューズは、ブレゲのBのロゴが入っていますが、ロゴ部分だけ鏡面仕上げとなっており他が梨地仕上げとなっていて立体感があります。光をあてるとその部分だけキラキラと光ります。
ブレゲらしいサイドのコインエッジも引き継がれていますが、コインエッジの間隔が先代の方が細かく新作の方が大きいです。よりスポーティーさが増しました。
ムーブメントは、Cal.777Aです。先代のゴールドにギョーシェのローターではなく船の舵のようなデザインに変わっています。比較的小さいムーブメントだと思います。綺麗に仕上げられていて所有満足度は高いと思います。
まとめ
随所にブレゲらしさ、マリーンらしさは残るもののやはり先代とは別物の時計という感じがします。個人的にはローズゴールドケースモデルがいいなと思いました。光に当てるの眩しいくらい反射するのでかなり存在感のある時計に仕上がっていると思います。
ちなみに銀座ブティックでは、先代マリーンの売れ行きが非常に好調で、すでに生産終了しており在庫も少なくなってきているようです。もし手に入れたいと思っているのであれば正規店での購入は終了も近いかもしれません。
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