出典: https://monochrome-watches.com/
モーリス・ラクロアは、1975年に創業した新興ブランドです。最近では、本サイトでもレビューしたアイコンオートマティックやポントスなどが有名ですが、元々は多針時計やレトログラードなどを用いたクラシカルなモデルを得意としているブランドでもあります。
今回ご紹介する『マスターピース カレンダー レトログラード』は、1999年にはじめて登場したモデルで19年の時を経て2018年にリデザインされカムバックしました。
モーリス・ラクロア マスターピースコレクションとは
マスターピースコレクションは、モダンなデザインとスイス時計伝統の技術を融合させたモーリス・ラクロアを代表するシリーズの一つです。
モーリス・ラクロアは、2006年から自社ムーブメントの開発に取り組んでおりマニュファクチュールとしての道を歩んでいます。本シリーズは、その自社ムーブメントをベースに展開しているシリーズで、独自のユニークな複雑機構搭載モデルなどがあります。
特に多針時計やスケルトンモデルなどが幅広いラインナップがあり、レトログラードを搭載したモデルは中でも非常に人気があります。
2018年新作 マスターピース カレンダー レトログラード
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『マスターピース カレンダー レトログラード』は、2018年の新作モデルです。モーリス・ラクロアがはじめてレトログラードを採用したのは、1999年のことでした。
モダンでシック、そしてエレガントな時計ですが、ドレッシーすぎるということはありません。
写真で見る限りはドレスウォッチ的な印象を受けるかも知れませんが、ケースサイズをみるとより万能な時計であることが分かるかと思います。ケースサイズは、直径43mmと少し大振りでケース厚も15mmありクロノグラフモデルのようなインパクトのあるサイジングです。もちろんスーツにもあわせることはができますが、カジュアルな装いにもマッチする時計であることは間違いないです。
1999年のモデルからは文字盤が新しくなっています。クラシカルな装飾が施された本モデルには、文字盤のバリエーションが2つあります。
それぞれ文字盤にクル・ド・パリ装飾が特徴的なシルバーダイヤルとコート・ド・ジュネーブ装飾が施されたブルーダイヤルモデルです。また、文字盤色に合わせた槍型の針も注目すべきポイントでしょう。
モデル名でもあるレトログラードは、フランス語で「逆光」や「逆戻り」を意味する単語です。時計では、針がダイヤル上でアーチ型の軌道に沿って進み目盛りの最後まで達した瞬間に基点に瞬時にジャンプする複雑機構のことを指します。このモデルでは、9時〜11時位置にカレンダーを表示するレトログラードが採用されており、針が31日に達するとジャンプして1日に戻るようになっています。2時位置にあるのは、レトログラードではなくパワーリザーブのインジケーターです。
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搭載ムーブメントは、モーリス・ラクロアの自社自動巻きムーブメントのキャリバーML190です。1999年のオリジナルモデルは、手巻きのユニタスムーブメントをベースに使用していましたが、自動巻きかつ自社ムーブメントとなりアップデートされています。
価格は、500,000円（税抜）で9月1日より全国の正規販売店にて発売します。個人的な意見ですが、複雑機構のレトログラード付きの自社ムーブメントを搭載したモデルがこの価格で販売されるというのは、かなりお買い得感があるように感じました。気になる方は是非店頭で手にとって見てはいかがでしょうか。
公式サイトは以下のリンクからアクセスできます。
HomeJp - WelcomeJp | Maurice Lacroix
基本情報
ブランド： Maurice Lacroix （モーリス・ラクロア）
モデル： Masterpiece Retrograde Calendar （マスターピースカレンダーレトログラード）
リファレンス番号： MP6568-SS001-132-1（シルバー）、MP6568-SS001-430-1（ブルー）
ケースサイズ： ケース径 43mm / 厚さ 15mm
ケース素材： ステンレススチール
防水性： 5気圧
ムーブメント情報
キャリバー： Cal.ML190（自社製）
パワーリザーブ： 52時間
駆動方式： 自動巻
振動数： 2.5hz 18,000振動/時
石数： 57石
価格
定価： 500,000円（税抜）
発売： 2018年9月1日
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