先日から本サイトでもスウォッチグループ、レイモンド・ウェイルのバーゼルワールド撤退に関する記事をお届けしてきましたが、バーゼルワールドにとっての悪夢はまだ続くようです。
モーリス・ラクロアは、これまで30年間に渡って時計と宝飾品の見本市であるバーゼルワールドに参加してきましたが、2019年には参加しないことを表明しました。
いくつかの出展者が既に撤退を表明していますが、さらなる打撃となりそうです。こ今年の7月下旬にスウォッチグループの撤退表明から、レイモンド・ウェイルとコルムもそれに続いています。
バーゼルワールドの運営母体であるMCHは、2020年には大きな変革を計画していると話していますが、モーリス・ラクロアはそこでの復帰の余地はあると示しています。モーリス・ラクロアは、その間にSIHH(ジュネーブサロン)への参加を表明しています。モーリス・ラクロアの出展は、SIHHのメイン会場ではなくジュネーブの中心にあるルソー島で行われます。
モーリス・ラクロアは、1975年に設立されたブランドで、現在はアイコンシリーズやマスターピースコレクションなどを展開しています。高品質の時計が手頃な価格で手に入るため注目されているブランドのひとつです。