出典: https://monochrome-watches.com/maurice-lacroix-introduces-automatic-accessible-versions-aikon/
アイコンオートマティックの実機レビュー記事を書きました。
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【レビュー】モーリス・ラクロア アイコンオートマティック AI6008-SS002 本当に手の届くラグジュアリースポーツウォッチ - 腕時計の読みもの
モーリス・ラクロアとは
モーリス・ラクロアは、1975年に創業した比較的新しい時計ブランドです。前身は1960年代から1970年代にかけて名門時計店のオリジナル時計の生産を行っていたデスコ・ド・シュルテス社の時計工房です。
汎用ムーブメントから自社キャリバーまで幅広く扱っており商品の価格帯もそれに応じたものとなっています。特に多針のレトログラードを使ったものや日付、曜日まで全てを針で表示するファイブハンズ(5針)などが代表作としてあげられます。
日本ではまだ知名度が低くあまり馴染みがないかもしれませんが、高品質でリーズナブルな価格帯の時計が多くヨーロッパでは非常に人気のあるブランドです。日本でも最近はリアル宝探しイベントなどマーケティングに力を入れている印象があります。
アイコンシリーズ
出典: https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/l426971039
AIKON(アイコン)シリーズは、1990年代絶大な人気を誇った同社の大ベストセラーモデル「Calypso(カリプソ)」(上部写真)から着想を得てそれを元に現代版にアレンジしてリリースされた時計です。
最初のモデルは、2016年のAIKON Gents(アイコン メンズ)というクォーツウォッチです。
前述のカリプソの写真と比較すると確かに現代向けにリモデルしたということが分かりますが、恐らく多くの方はパテックフィリップのノーチラス5711の方を連想するのではないでしょうか。
ケースの形はどちらかといえばロイヤルオークのような感じもしますが、文字盤のデザインはノーチラスに似ているんじゃないかなと思います。
クォーツモデルということもあり、価格は革ベルトモデルで100,440円(税込)でステンレスベルトでも105,840円(税込)となっています。クォーツ時計に10万円...と思われるかもしれませんが、仕上げ自体は50万円クラスの時計に匹敵するほどの出来栄えです。
詳細は公式サイトをチェック
2018年新作は自動巻ムーブメント搭載
今年のバーゼルで発表されたモデルは自動巻きムーブメントを搭載し一部リデザインされる形でリリースされました。
価格も後述しますが、その分前作から8〜9万円ほど高くなるようです。それでも恐らくアンダー20万円でおさまる価格帯で自動巻、仕上げは50万円の時計に匹敵するクオリティとなれば「はじめての高級自動巻時計」の選択肢のひとつとして十分選ばれる可能性があるのではないでしょうか。
バーゼルワールドで奮闘中の現在スタッフから、新たな写真が届きました📷
— モーリス・ラクロア JAPAN (@MauriceLacroixJ) 2018年3月24日
モーリス・ラクロアの待望の新作『アイコン オートマティック』#バーゼルワールド2018 #アイコン #オートマティック#2018年新作 #腕時計 #時計 pic.twitter.com/WJ9j2LUo1E
デザインはあの時計を意識している?
色展開は、白文字盤、黒文字盤と青文字盤の3色でそれぞれ革ベルト仕様、ステンレスベルト仕様があります。
言いたいことはよく分かりますよ笑 あの有名な時計に似てますよね笑
そう前作はパテックフィリップのノーチラス感がありましたが、本作はオーデマピゲのロイヤルオーク感がビシバシ伝わってきます笑
ただこの価格で美しいクルドパリ装飾の文字盤は本当にコスパが高いと思います!
公式動画
動画ではクロノグラフモデルも写っていますね。
基本情報
ブランド: Maurice Lacroix (モーリス・ラクロア)
モデル: AIKON Automatic (アイコン オートマティック)
リファレンス番号: AI6008
ケースサイズ: ケース径 42mm / 厚さ 11mm
ケース素材: ステンレススチール
防水性: 200m
ムーブメント情報
キャリバー: ML115
パワーリザーブ: 38時間
駆動方式: 自動巻
振動数: 4hz 28,800振動/時
石数: 26石
価格
定価: ステンレスベルトモデル 210,600円(税込)/ 革ベルトモデル 194,400円(税込)
さらに詳しい情報は公式サイトで
Watch : AIKON AUTOMATIC | Maurice Lacroix
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