腕時計を机の上に置く時、皆さんはリューズの向きをどうされていますか?
上派と下派の声どちらも聞こえてきますが、一体どちらが正しいのでしょうか。
気になったのでまとめてみました。
リューズを上にするのが基本
ブティックや時計店で時計を見るときのお作法として「時計を置くときはリューズを上にして横に置く」というマナーをよく聞きますよね。上にしたほうが置いた時に時計が安定するからという理由が一番大きいようです。
また一説によると昔の時計は、ケースにしっかりとムーブメントと文字盤が固定されていなかったためにリューズを下にするとその構造上機械にダメージを与えてしまうということがあったためとも言われています。
今の時計は、技術もあがりしっかりとした作りになっているためそこまで影響はないということです。
パテック・フィリップはリューズ下を推奨
世界最高峰ブランドPatek Philippe(パテック・フィリップ)では、リューズを下にして置くことを推奨しています。
気になる下にする理由ですが、以下の2点のようです。
- リューズは消耗品でオーバーホールの際に変えるものだから
- ケースの傷を防ぐことでオーバーホール時のポリッシュによるケース痩せを防げるから
雲上ブランドトップのパテック・フィリップが言うなら...という気持ちになっちゃいますよね笑
結局リューズは上と下どっちがいいの
もしあなたがブティックやお店にいる場合は、パテック・フィリップを除いて基本的にリューズを上にする方が正しいようです。一番安心なのは、お店の方に聞くことですね。
そして自分の時計は、個人の好みで良いかもしれません。
私は今までリューズを上にして置いていたのですが、リューズが交換可能であることそしてケース痩せを防げることを考えて最近は下にして置くようになりました。(たまに忘れてリューズを上向きにすることもありますが...w)
こんな時計スタンドも
話が脱線しますが、私は会社では常にデスクワークのため、時計スタンドを使っています。どうしてもキーボードを打ちながらの作業だとバックルに傷が入りやすくなってしまうんですよね。
それまでは、時計を机の上においていたのですが、大切な時計でやはり気になってしまうということもあり購入しました。
これは豊岡クラフトというメーカーのウォッチスタンドで時計に傷がつきにくいこともそうですが、置時計として時間を確認できるのも便利です。
横から見ると分かるのですが、溝が4段階あり滑り落ちないようになっています。
私は会社で使うので1本掛けですが、2本掛けもあるようです。
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価格:3,240円 |
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価格:5,400円 |
時計を横に置く時の話から脱線しましたが、参考になれば幸いです。
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