永久カレンダーが搭載された美しいスケルトン仕様のロイヤルオークが海外の時計販売サイト「A COLLECTED MAN」で販売されています。今回はその時計をご紹介します。
ロイヤルオークのパーペチュアルカレンダーモデル
天才時計デザイナージェラルド・ジェンタによってデザインされたロイヤルオークが誕生したのは1972年のこと。ロイヤルオークは、誕生から45年以上が経ち初代モデルは既にヴィンテージウォッチにカテゴライズされますが、現在も同社を支える最も人気のあるアイコン的なモデルです。
出典: https://www.antiquorum.swiss/
そのロイヤルオークにはじめて永久カレンダーが搭載されたのは1983年のRef.5554(後にRef.25554に変更)です。いくつかのケースバリエーションがありましたが、全て限定生産でステンレススチール製は49本、18Kイエローゴールドは229本、そしてたった一つだけはプラチナで作られました。ロイヤルオーク"ジャンボ"と同様の39mmのケースで搭載キャリバーは、cal.2120/2800です。現在の永久カレンダーモデルが当たり前のように搭載している閏年を表示するインジケーターは、初代モデルにはありませんでした。
ロイヤルオーク スケルトン・パーペチュアルカレンダー Ref.25829PT
初代のRef.25554がリリースされてからいくつものロイヤルオークのパーペチュアルカレンダーモデルが登場しました。Ref.25829は、その前に登場していたRef.25820のオープンワーク(スケルトンモデル)です。ケースは全7種類で、ステンレススチール、プラチナ、18Kイエローゴールド、18Kローズゴールド、そしてタンタルとプラチナ、タンタルと18Kイエローゴールド、タンタルと18Kローズゴールドです。
A COLLECTED MANで紹介されているのはプラチナ950ケースのRef.25892PTです。文字盤は透明なサファイヤダイヤルで白インジケーターにブラックゴールドの針が特徴です。永久カレンダーの機能は、曜日、日付、ムーンフェイズ、月そして1995年に初めて搭載された閏年表示です。
プラチナのケースとブレスレットは非常に美しく仕上げられており、実用性そしてエレガントさが見事にバランスを取っています。ケース系は、初代から変わらず39mmで厚さはわずか9.3mmです。最新のロイヤルオークパーペチュアルカレンダーモデルはケースサイズが41mmとよりモダンになって2015年に登場しました。
ムーブメントは、ジャガー・ルクルトの超薄型のJLC920キャリバーの派生であるcal.2120/2802が搭載されています。 2120はオーデマ ピゲがジャガー・ルクルトに資金供給して作られたムーブメントでオーデマ ピゲ、パテックフィリップやヴァシュロン・コンスタンタンで採用された実績があります。cal.2120/2802は、センターローターで4個の人工ルビー上で稼働する円環によって回転します。美しい装飾が施されており比重をあげるために21Kゴールド製になっています。
オーデマ ピゲ公式サイトは以下のリンクからアクセスできます。
25829PT.OO.0944PT.01 - ロイヤル オーク コレクション - Audemars Piguet
A COLLECTED MANの公式サイトさらなる詳細を確認することができます。
Audemars Piguet Perpetual Calendar watch | Buy rare AP Royal Oak watch
※クレジットの無い写真は全てA COLLECTED MANより
基本情報
ブランド: Audemars Piguet (オーデマ ピゲ)
モデル: Royal Oak Openworked Perpetual Calendar(ロイヤル オーク スケルトン・パーペチュアルカレンダー )
リファレンス番号: Ref.25829PT.OO.0944PT.01
ケースサイズ: ケース径 39mm / 厚さ 9.3mm
ケース素材: プラチナ950
防水性: 20m
ムーブメント情報
キャリバー: cal.2120/2802
パワーリザーブ: 40時間
駆動方式: 自動巻
振動数: 2.75 Hz 19,800振動/時
石数: 38石
価格
定価: 生産終了