腕時計の読みもの

腕時計に関する様々な情報を「読み物」として紹介していく時計ブログメディアです。

よもやまfmさんにおすすめの10万円前後で購入できる時計たち

エンジニアと弁護士のフリートーク番組「よもやまfm」さんにゲストとして出演しました!実はパーソナリティのきよしさんは、僕が新卒入社した会社の最初の部署の先輩エンジニアで、一緒に苦楽を共にした仲です。そんな先輩が、趣味でされているポッドキャストにあくまでプライベートとして出演させていただき、時計についてのあれこれや僕がどうやって時計メディアの仕事に就いたのかなどキャリアについてもお話ししてきました。

 

ポッドキャストの視聴方法

私が出演した回の視聴方法はいくつかありますので、以下のお好みの方法でどうぞ。

Spotifyで聞く

 

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52. オークションで数十億円!?あめきよの知らない時計の世界(ゲスト:Masa)

 

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よもやまfmさんに10万円前後の時計をピックアップ

トークの中で時計にとても興味を持っていただくことができ「10万円前後で時計をおすすめして欲しい!」とリクエストをいただいたので、実際におすすめの時計を2本ずつピックアップしました。今回はその時計をご紹介します。

おすすめする条件&前提

10万円前後(後はなるべく控えめに笑)で、初めての良い時計を選ぶならという内容で、お二人の雰囲気などを考えてピックアップしました。
長く使っていくことを想定して、時計ブランドの時計を選んでいます。また新品で正規で購入できるというポイントも入れています!

よもやまfmの「きよしさん」におすすめの時計

きよしさんは、細腕なので現代の時計の標準サイズ40mm〜41mmよりもややこぶりな時計をチョイスしています。

セイコー プロスペックス SBDC089

セイコー プロスペックス アルピニストを手首に着けた画像 セイコー プロスペックス アルピニスト クリームダイヤル
出典: Hodinkee Shop 

□ブランド: セイコー
□モデル名: プロスペックス "アルピニスト"
□型番: SBDC089
□駆動方式: 自動巻き
□ケースサイズ: 39.5mm
□価格: 8万5000円(税抜)
□公式サイト: https://www.seikowatches.com/jp-ja/products/prospex/sbdc089
□解説: セイコーは、1961年から1964年にかけて登山者向けの時計アルピニストを生産。同名を冠した新たなモデルを2006年にリリースし、圧倒的な人気を誇ってきた。ご紹介しているのは、2020年にリニューアルされ他モデルで、針と内部の回転ベゼルを使用して方角を知ることができる。
□おすすめ理由: 実際に時計を使って方角を探したりすることは無いと思いますが、自転車に乗ったり登山をしたりとアクティブなエンジニアであるきよしさんのイメージを切り取った雰囲気がよく似合うと思います。ロレックスにエクスプローラーという大人気モデルがありますが、こちらは時計愛好家の間で和製エクスプローラーと呼ばれ人気を博しています。日常使いに最適なスペック、ケースバックから見えるムーブメントなど最初の一本に最適だと思います。グリーンの文字盤がアルピニストらしいのですが、ファッションにあわせやすいクリーム色を選んでみました。 

ユンハンス マックス・ビル オートマチック

 
出典: @lattmudvigson, @igtw2020

□ブランド: ユンハンス
□モデル名: マックス・ビル オートマチック
□型番: 027 3500 00B
□駆動方式: 自動巻き
□ケースサイズ: 38mm
□価格: 13万5000円(税抜)
□公式サイト: http://www.europassion.co.jp/junghans/collection/027_3500_00b.html
□解説: 1861年にドイツ・シュランベルクで創業したブランド。バウハウス(1919年に設立され、14年間だけ存在したドイツのデザイン学校: 無駄な装飾を廃し合理性を追求するモダンデザインの源流。現代社会のモダンな製品デザインの基礎を作った)の影響を受けたデザイン。
□おすすめ理由: インデックスに可愛らしい特徴的なフォントが採用されたマックス・ビル。同モデルは半世紀以上にわたって同社が作り続けてきた名作。日付表示窓もないためとてもシンプルで面倒がない(日付あわせが必要ない)。無駄が一切なく機能美を追求した洗練された美しさがあります。白文字盤なのでストラップを好みのものに付け替えて雰囲気をがらりと変えられるため、長く楽しめると思います。

よもやまfm「あめちゃんさん」におすすめの時計

弁護士という職業ながらカジュアルな装いでも問題ない職場ということでしたので、ご本人の雰囲気にもあわせて硬くない楽しい時計をチョイスしています。

ハミルトン カーキフィールド メカニカル

 
出典: Hodinkee Shop

□ブランド: ハミルトン
□モデル名: カーキフィールド メカニカル
□型番: H69409930
□駆動方式: 手巻き
□ケースサイズ: 38mm
□価格: 6万6000円(税抜)
□公式サイト: https://www.hamiltonwatch.com/ja-jp/h69409930-khaki-field.html
□解説: 正統派ミリタリーウォッチ。文字盤上に軍用の12時間/24時間スケールをもつ。陸軍が要求したスペックが起源とされており、こうした時計はベトナム戦争時代にハミルトンを含む多くの時計メーカーで製造された。
□おすすめ理由: 手巻きの時計のため非常に薄く付け心地が良いです。元々時計がお好きということなので、定期的に自分で巻くのも楽しんでいただけるかと。また普段カジュアルな服装が問題ないと伺ったので、あえてブラックPVDコーティングが施されたフルブラックモデルを選びました。もちろんベーシックなステンレスモデルもあるのであとはお好みで!こちらも個人的に欲しいと思っているモデル。

モンディーン Stop2Go

 
画像: @watchgecko

□ブランド: モンディーン
□モデル名: Stop2Go
□型番: MST4101BLB
□駆動方式: クォーツ
□ケースサイズ: 41mm
□価格: 8万4000円(税抜)
□公式サイト: https://www.mondainewatch.jp/fs/mondaine/MST4101BLB
□解説: スイス鉄道時計のデザインを公式に使うことが許されている時計ブランド。1914年に電話ケーブルを介して駅間の時刻を同期する新しいシステムの時計をデザインされた。このシステムは数千ある各駅の時計の時刻を1分ごとに再同期するもので、秒針が12時位置で2秒間停止する機能で時刻を同期、時計の遅延やエラーなどを解消していた。この秒針が一時停止する機能をStop To Goと呼んでおり、それがモデル名の由来となっている。ギミックはYouTube動画でご覧ください:

https://youtu.be/bgjTb1ob7og?t=35
□おすすめ理由: 以前にモンディーンが欲しかったということだったので、同社の最上位モデルをおすすめします。鉄道でも採用されていた機構を独自開発のムーブメントで実現した特別なモデルで、夜光も針の裏側に塗布することで全体のデザインを崩さないようにするなど細部へのこだわりが感じられる時計です。やっぱり自分が欲しかった時計を手に入れるというのはとても特別な体験。是非この機会に手にとって見てください。

こちらの時計は本ブログでもレビューしました。

 

www.thewatchblog.net 

まとめ 

初めてのポッドキャスト出演でとても緊張しました!ポッドキャストの発言の中で緊張のためか初めて購入した時計を「エクスプローラー 116610LN」と言ってしまう始末...正しくは「サブマリーナー 116610LN」です。謹んでお詫び申し上げます。緊張はしましたが、とても楽しかったです。今回は特に私が普段関わりのある時計愛好家の方ではない人達とのトークでしたが、少しでも時計に興味を持っていただけたのはとても嬉しいですね。今後も色々と発信していこうと思います。

なお、すでにご存知の方も多いと思いますが、2019年の8月からHODINKEE JapanのWebプロデューサー/編集として働いています。会社からの許可も得ているため今後余裕がある時にブログも更新していければと思いますので、たまに見に来ていただけたら嬉しいです。 

今回おすすめした時計についてもポッドキャスト内でお話いただいております。本記事の上部で掲載しているリンクをご確認ください。