腕時計の読みもの

腕時計に関する様々な情報を「読み物」として紹介していく時計ブログメディアです。

映画『インターステラー』の時計は?クーパーとマーフのハミルトンのモデルを紹介

映画『インターステラー』の時計

(C) 2014 Warner Bros. Entertainment, Inc. and Paramount Pictures. All Rights Reserved.

『インターステラー』は、2014年に公開されたクリストファー・ノーラン監督による映画です。

地球の寿命は尽きかけていた。
居住可能な新たな惑星を探すという人類の限界を超えたミッションに選ばれたのは、まだ幼い子供を持つ元エンジニアの男。
彼を待っていたのは、未だかつて誰も見たことがない、衝撃の宇宙。
はたして彼は人類の存続をかけたミッションを成し遂げることが出来るのか?

引用: Warner Bors. 公式サイト

公開当初に劇場に観に行った作品ですが、Amazon Primeに追加されたのをきっかけにまた観てみました。非常に素晴らしい作品で当時もクリストファー・ノーラン監督の最高傑作ではないかと思っていましたが、それは観なおした今も変わりませんでした。

そして、時計好きになった今改めて観るとインターステラーは、時計が映画の中で非常に重要な役割を担う作品だったことを思い出しました。

今回は、劇中でも重要なアイテムとなったインターステラーの時計をご紹介します。

インターステラーの時計はハミルトン

インターステラーでメインで使用されていたのは、アメリカの時計ブランド「ハミルトン」の時計でした。

ジョセフ・クーパーの時計はハミルトン カーキ パイロット デイデイト

ハミルトン カーキ パイロット デイデイト

マシュー・マコノヒー演じる主人公クーパーの時計は、ハミルトンのカーキ パイロット デイデイトでした。

直径42mmと大きくて視認性が高いモデルでデイデイトの名の通り日付と曜日表示機能が付き非常に実用的な時計と言えると思います。

映画公開当初は、国内限定200本のモデルだったのですが、人気のためか現在は復活し通常モデルのラインナップへと追加されています。

通常ラインナップになるにあたって、内部のムーブメントはCal.2832-2からH-40に換装され、それに伴いパワーリザーブも32時間から80時間へと飛躍的に伸びています。

宇宙でマシュー・マコノヒーが着用していたかの画像ははっきりと見えていないのですが、無重力空間であれば自動巻きではなく手巻きモデルの方がよかったのではと少しおせっかいなことを考えてしまいました。

基本情報

ブランド: Hamilton(ハミルトン)
モデル: Khaki Pilot Day Date Auto(カーキ パイロットオート デイデイト)
リファレンス番号: Ref.H64615135
ケースサイズ: ケース径 42mm
ケース素材: ステンレススチール
防水性: 100m(10気圧)

ムーブメント情報

キャリバー: H-40(限定版はCal. 2834-2)
パワーリザーブ: 80時間(限定版は32時間)
駆動方式: 自動巻
振動数: 3hz 21,600振動/時
石数: 25石

価格

定価: 95,000円(税抜)

マーフの時計はハミルトン カーキ フィールド マーフ オート

マーフが使用していた時計は、元々小道具として制作された非売品でした。

ですが、映画公開から5年後の2019年にハミルトンから公式に販売開始されることとなりました。

そこで小道具版のマーフウォッチと公式販売版のマーフ オートの両方をご紹介します。

非売品の小道具版マーフウォッチ

ハミルトン インターステラー マーフ ウォッチ

 

上は、インターステラーでマーフィー(マーフ)が実際に使っていたハミルトンの時計です。

ハミルトン インターステラー マーフウォッチ

パイロットウォッチによく見られるコブラ針と呼ばれる針にアラビア数字のインデックスが特徴的です。ケースはサテン仕上げで、ベゼルとリューズの側面は鏡面仕上げされています。

ブラックのレザーストラップに白のステッチがスポーティな印象を与えます。ケースサイズは42mmと父クーパーの時計と同じサイズ感です。

映画インターステラーのマーフの時計のケースバック

出典: ablogtowatch

小道具として使用されていた時計のケースバックには、H705450とあるためおそらくハミルトン カーキ フィールドをベースにカスタムしたものだと思われます。

映画インターステラーのマーフウォッチ
映画インターステラーのマーフの時計の仕組み

出典: ablogtowatch

映画のファンであれば、マーフの時計が秒針を通じてモールス信号を受け取るシーンがどのようにしてなされたのか気になると思います。

あれはCGを使ったのかといえばそうではなく実際に小道具として針が動くようモーターを搭載したものを製作していました。

実際に動いている様子がInstagramに投稿されていたのであわせてご確認ください。

 
 
 
View this post on Instagram

aBlogtoWatchさん(@ablogtowatch)がシェアした投稿 -

人の手によってつまみを操作するアナログな方式で秒針を動かしていたんですね。

これには私も驚きました。

ハミルトン公式販売のカーキ フィールド マーフ オート

ハミルトン カーキ フィールド マーフ オート

2019年に公式販売されることとなったカーキ フィールド マーフ オートです。

長らく待っていたファンも多いのではないでしょうか。 

先にご紹介した小道具用に作られたものと違う点がいくつかあります。

ますは秒針です。映画『インターステラー』でマーフがモールス信号を解読した時に"Eureka"(ユリイカ)と叫びましたが、それがモールス信号でラッカープリントされています。

Eurekaとモールス信号がプリントされたハミルトン カーキ フィールド マーフ オートの秒針
ハミルトン カーキ フィールド マーフ オート

ほとんど見えないくらいの違いであるため気になることはないと思いますが、ファンにとっては嬉しい遊び心ですね。

文字盤はマット仕上げでベージュのスーパールミノバが施されています。

オリジナルのマーフウォッチよりも少し焼けが見られるようなヴィンテージな雰囲気が出ています。

ネイサン・クロウリー氏デザインのハミルトン カーキ フィールド マーフ オートの初回スペシャルボックス

ハミルトンは、イギリスのプロダクション・デザイナーでインターステラーも手がけたネイサン・クロウリー氏とコラボレーションした初回限定スペシャルボックスを販売します。スペシャルボックスは、高次元空間(テッセラクト)を再現したデザインとなっており、クーパーが時空を超えて時計を通じマーフと対話したスーパーキューブの内部をイメージしています。

この初回スペシャルボックスは、2,555本限定となるようです。

2,555という数字は、劇中で主人公が辿りつく「ミラーの星」で1時間が地球の7年分、つまり2,555日に相当することに由来しているようです。

通常販売版もあるようなので手に入らないということが無いよう配慮されているようですね。

全体的にシンプルでかっこいいデザインのため、映画は2014年のものですが、人気が出るのではないでしょうか。

基本情報

ブランド: Hamilton(ハミルトン)
モデル: Kahki Field Murph Watch(カーキ フィールド マーフ ウォッチ)
リファレンス番号: H70605731
ケースサイズ: ケース径 42mm
ケース素材: ステンレススチール
防水性:10気圧

ムーブメント情報

キャリバー: H-10
パワーリザーブ:80時間
駆動方式: 自動巻
振動数: 3hz 21,600振動/時
石数: 25石

価格

定価: 118,800円
限定: 初回スペシャルボックスのみ2,555本限定

まとめ

ハミルトン カーキフィールド マーフ オート

映画『インターステラー』に登場したクーパーとマーフの時計をご紹介しましたが、いかがだったでしょうか。

マーフウォッチがもし本当に発売されていたら、そして個人的にはサイズ感が36mm程度であれば購入していたと思いました。

時計好きとしてはやはり登場人物の腕元に注目することが多いのですが、インターステラーのように時計が非常に重要な役割をするのは嬉しいですね。

今後も映画に登場する時計を紹介していきます。

あわせて読みたい 

www.thewatchblog.net