出典: Patek Philippe
昨日Bloombergが、スイスの最高級時計メーカーであるパテックフィリップについて驚きのニュースを報道しました。
Bloombergの記事によると、ベレンベルク銀行(ドイツに本社を置く投資銀行)のアナリストのレポートからパテックフィリップが会社売却を実施する可能性があるとのことです。
ご存知の通りパテックフィリップは、1932年以来スターン家の所有するマニュファクチュールです。
180年もの歴史を持つスイスの時計メーカーであり、その売却額は70億ユーロ〜90億ユーロ(約9,000億円〜1兆円超)にも上るのではないかと報じられています。
2年前には、独立系企業だったブライトリングが投資会社CVCキャピタル・パートナーズに約8億ユーロ(約990億円)で売却されています。
もしこれが本当なら、これまで報じられてきたスイス業界関連ニュースの中でも一番大きなニュースになるかもしれません。
ブルームバーグの記事が示唆するように噂には何らかの根拠があるはずですが、現状はあくまで噂であるという程度に受け止めておくのが良いかもしれませんね。
もし売却されるとしたら一体どこが買収するかも気になるところ。
スウォッチやリシュモンは、間違いなくその候補に上がるだろうと思います。ですが、他にもケリング、LVMH、エルメス、そしてF.P.Journeのニュースで話題になったシャネルの可能性もあるかもしれませんね。
パテックフィリップの身売り...かなりインパクトのある内容ですが、いずれにせよ我々ができることはただ静観するのみですね。
今後続報があればまた記事を公開したいと思います。
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元記事は以下よりご確認ください。
Watchmaker Patek Philippe May Be Coming Up for Sale -Bloomberg