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セイコー プロスペックス ダイバースキューバ 1970 メカニカルダイバーズ 復刻デザイン SBDX031【バーゼルワールド2019】

セイコー プロスペックス ダイバースキューバ 1970 メカニカルダイバーズ 復刻デザイン SBDX031

セイコーのダイバーズウォッチファンには嬉しい1970年に発売された150mダイバーズウォッチの復刻モデルが登場しました。

1970年のセイコーダイバーズを復刻

セイコー プロスペックス ダイバースキューバ 1970 メカニカルダイバーズ 復刻デザイン SBDX031

セイコーはこれまでいくつものダイバーズウォッチの復刻モデルを限定でリリースしてきました。

2017年には1965年の国産初のダイバーズウォッチ通称ファーストダイバーの復刻版SBDX019が、そして2018年には1968年のハイビートダイバーズモデルの復刻版SBEX007をリリースしました。(海外のリファレンスナンバーはSLA033です。)

そして今年2019年の新作は、1970年リリースされたRef.6105-8110の復刻モデルとなるSBDX031が登場しました。

SBDX019は国産初であったこと、SBEX007はハイビートムーブメントが搭載されていたことが復刻のポイントでしたが、2019年のSBDX031はそのどちらでもなくケース形状が革新的でした。

セイコー プロスペックス SBDX031の文字盤
セイコー プロスペックス SBDX031のケース

ケースは45mm、ステンレススチール製でダイヤシールドと呼ばれる独自の表面加工が施されています。

リューズとベゼルを可能な限り保護するためにケースバンドは大幅に強化されています。

流麗なフォルムの独特なケース形状からファンの間では「TURTLE」(亀)の愛称で親しまれています。

また、冒険家の植村直己氏が愛用していたことから植村ダイバーとも呼ばれています。

セイコー プロスペックス ダイバースキューバ 1970 メカニカルダイバーズ 復刻デザイン SBDX031
セイコー プロスペックス ダイバースキューバ 1970 メカニカルダイバーズ 復刻デザイン SBDX031のケースバック

ケースバックはオリジナルと同様の馬蹄型のマーキングが施されています。

SBDX031は、世界限定2,500本でシリアルナンバーも裏蓋に刻印されます。

1970年のオリジナルモデルとの比較

左から1970年の150m空気潜水仕様ダイバーズウォッチと2019年新作の1970メカニカルダイバーズ復刻デザイン

2019年復刻版は、ただデザインを再現し復刻しているだけでなくいくつものアップデートがなされています。

内部のムーブメントは、キャリバー6105Bからキャリバー8L35が搭載されました。

風防は、デュアルカーブハードレックス(無機ガラス)から内面無反射コーティングが施されたデュアルカーブサファイアガラスが採用されています。

時計バンドは、軟質塩化ビニルから強化シリコンに変わり耐久性が増しています。

また防水性能もオリジナルの150mから200mへアップしています。

価格は、450,000円となります。

基本情報

ブランド: Seiko Prospex (セイコー プロスペックス)
モデル: ダイバースキューバ 1970 メカニカルダイバーズ 復刻デザイン
リファレンス番号: SLA033(海外) / SBDX031(国内)
ケースサイズ: ケース径 45mm / 厚さ 13mm
ケース素材: ステンレススチール
防水性: 200m

ムーブメント情報

キャリバー: 8L35
パワーリザーブ: 50時間
駆動方式: 自動巻
振動数: 4hz 28,800振動/時
石数: 26石

価格

定価: 450,000円(税抜)
限定: 世界限定2,500本
発売: 2019年7月6日(土)

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