Chopard(ショパール)の2019年新作となるL.U.C XPS ツイスト カリテフルリエをご紹介します。
カリテフルリエ認定を受けたショパール L.U.C. XPS ツイスト QF


ショパール L.U.C. ツイストは、ケース内のムーブメントがモデル名の通りひねられて(ツイストされて)います。
そのため一般的な時計のリューズが3時位置にあるのに対し、L.U.C.ツイストでは4時位置に、そしてスモールセコンドも6時位置ではなく7時位置に配置されています。
この時計の特筆すべきもうひとつの点は、Qualité Fleurier(カリテフルリエ)認定を受けているということです。
カリテフルリエは、カリテフルリエ財団(Fleurier Quality Foundation)通称FQFによって審査されます。
FQFは、2001年にショパール、パルミジャーニ・フルリエ、ヴォーシェ マニュファクチュール フルリエ、そしてボヴェによって立ち上げられた財団です。
製造場所、耐久性、精度、および審美的基準を含むいくつかの基準に従って審査する独立した検査を行います。
試験対象となるのは、すべてがスイス国内で製造された時計であり、クロノメーター規格の認定を取得した時計に限られます。
現在のところ立ち上げに参画した4ブランド以外で採用された実績はありませんが、クロノメーター規格を取得した上でさらに厳しい正確性が求められます。
ケースは、"Fairmined"ホワイトゴールド製です。
Fairminedゴールドは、責任ある方法で採掘され、鉱員たちが妥当な報酬を受け取っていることを保証する金を指します。
2018年にショパールはすべての時計とジュエリーコレクションにこのFairminedゴールドを採用することを発表しています。
ムーブメントは、わずか3.30mmの薄さで、65時間のパワーリザーブがあるショパール L.U.C. キャリバー96.26-Lです。
ホワイトゴールド製のマイクロローターを搭載しています。
文字盤は、秒針を中心に放射状に研磨されています。日付窓の位置は、オフセンターの秒針とうまくバランスが取れています。
シンプルな3針の時計ですが古臭くなく独特な魅力がある時計だと思います。
ショパールは、宝飾系ブランドというイメージが強いかもしれませんが、COSCクロノメーター規格を取得した上でさらに高みを目指すべくFQFを導入したり、自社製ムーブメント製造にも力を入れており時計愛好家の中でも特別な位置づけです。
ショパールの真摯な時計作りが今後どういった時計を生み出していくのか非常に楽しみでなりません。
基本情報
ブランド: Chopard(ショパール)
モデル: XPS Twist QF (XPS ツイスト QF)
リファレンス番号: Ref.161945-1001
ケースサイズ: ケース径 40mm / 厚さ 7.70mm
ケース素材: Fairmined 18K ホワイトゴールド
防水性: 30m
ムーブメント情報
キャリバー: ショパール L.U.C.キャリバー96.26-L
パワーリザーブ: 65時間
駆動方式: 自動巻
振動数: 4hz 28,800振動/時
石数: 29石
価格
定価: 20,400ドル
限定: 250本