グラハムからバーゼルワールド2019新作モデルとして『ソードフィッシュ』が登場しました。
メカジキの名を持つ魚眼レンズ搭載クロノグラフ
グラハムが初めてソードフィッシュを発表したのは、2004年のバーゼルワールドでした。
存在感のある46mmのケースに2つのサファイアクリスタル製の魚眼レンズを搭載した大胆で個性的なデザインのクロノグラフです。
インパクトのあるデザインは、まさにソードフィッシュの名にふさわしい風貌で当時の時計業界でも話題になりました。
特に日本のユーザーからの支持もあったようです。
今年のバーゼルワールドで発表された新作の『ソードフィッシュ』は、オリジナルのデザインとサイズをほとんど継承しつつ従来のステンレスケースに加えてブロンズケースモデルを追加しました。
ブロンズケースは、近年時計業界的にも特に人気の高い素材であり、今年のバーゼルワールドでもいくつものブランドが採用しています。
新しいソードフィッシュは、より生みのイメージを強くしたデザインとなり、拡大鏡の役割を果たす2つの魚眼レンズとインダイヤルが潜水艦や潜水スーツの窓を連想させます。
魚眼レンズによる拡大率は20%です。
2つのインダイヤルは、それぞれクロノグラフの30分計と12時間計でスモールセコンドが装備されています。
サンブラッシュ仕上げの文字盤はブラックとグリーンの2種類です。
同色のラバーストラップにはメッシュ柄が施され、ファブリックバンドも付属します。
ケースサイズはオリジナルと同じ46mm、搭載ムーブメントは、自動巻きのCal.1710です。
グラハムは、以前のクロノファイターのレビュー記事でも書きましたが、人とは違ったモデルが欲しい方や2本目の外しの時計が欲しい方におすすめです。
ソードフィッシュ誕生から15周年を迎え、トレンドのブロンズケースも抑えた新作いかがでしょうか。
基本情報
ブランド: Graham (グラハム)
モデル: Swordfish (ソードフィッシュ)
リファレンス番号: 2SXAK.B02A.K134T(ブロンズ黒文字盤)、2SXAK.GO1A.K138T(ブロンズ緑文字盤)、2SXAS.B05A.K134F(ステンレス)
ケースサイズ: ケース径 46mm
ケース素材: ブロンズ / ステンレススチール
防水性: 100m(10気圧)
ムーブメント情報
キャリバー: Cal.1710
パワーリザーブ: 48時間
駆動方式: 自動巻
振動数: 4hz 28,800振動/時
石数: 34石
価格
定価: ブロンズ 980,000円、ステンレススチール 870,000円(税抜)
あわせて読みたい
その他のバーゼルワールドの記事は以下よりご確認ください。