腕時計の読みもの

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【レビュー】タグ・ホイヤー オータヴィア リミテッドエディション CBE2111.BA0687 現代に蘇る往年の名作

f:id:martybear:20180609043623j:plain出典: https://www.hodinkee.com/

今回は、1962年に開発され数多くのレーサーに愛用されたクロノグラフ「オータヴィア」の復刻版で限定モデルの「オータヴィア ホイヤー02 クロノグラフ ジャック・ホイヤー リミテッドエディション」(上部写真右)をレビューします。

オータヴィアとは

f:id:martybear:20180610053158j:plain出典: http://www.onthedash.com/

「オータヴィア」の名前は、automobile(自動車)とaviation(航空機)をかけ合わせた造語で、1933年にレーシングカーと航空機の計器として誕生しました。1962年にジャック・ホイヤー氏が両回転ベゼルを搭載したクロノグラフウォッチにその名を受け継ぎ人気モデルとなり、その後いくつものバリエーションで登場しました。

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出典: http://autaviacup.com/

復刻モデルは、タグ・ホイヤーが開催したThe Autavia Cup(オータヴィア・カップ)というネット投票キャンペーンで全16モデルの中から数万人のファンが参加し決定されました。通常版は最終的に残ったRef. 2446 Mark3がベースとなり、限定モデルはRef.2446のホワイトパンダダイアルがベースとなっているようです。

ジャック・ホイヤーの85歳の誕生日を記念した限定モデル

f:id:martybear:20180610045310j:plain引用: https://www.tagheuer.com/

ジャック・ホイヤーが85歳の誕生日を迎えるのを記念して、タグ・ホイヤーは、彼が1962年に発表したモデル「オータヴィア」を彼の生年にちなんで1932本のリミテッドエディションとして復刻します。

引用: https://www.tagheuer.com/

今回ご紹介するモデルは、ジャック・ホイヤーの85歳の誕生日を祝した記念の限定モデルで同氏の生まれ年にちなんだ世界限定1932本です。

ジャック・ホイヤーは、1860年にタグ・ホイヤーを創業したエドワード・ホイヤーのひ孫にあたります。カレラ、モナコといった人気モデルに携わり、モータースポーツとのコラボレーションで初めてF1ドライバーをアンバサダーに任命するなどその優れたマーケティング戦略でタグ・ホイヤーを世界市場に浸透させる功績は非常に有名です。

 

 

外観レビュー

ケース

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オータヴィアジャック・ホイヤー限定モデルは、1960年代のオリジナルにならって全面的にポリッシュされたケースが特徴で、サイズはオリジナルのケースよりも少し大きめの42mmです。

最近の時計は、ポリッシュとサテン仕上げを組みあわせるなど磨きの違いによって立体感を再現するものが多いためこのポリッシュのみという仕上げは逆に新鮮味があります。

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ケース厚はムーブメントの影響もあり15.6 mmと大きめです。細腕の私には正直なところ少々大きいかなと感じましたが、逆に言えば非常に存在感がある時計だともいえます。サファイアクリスタルの風防は、少し丸みを帯びておりボリューム感があります。

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ケースバックには、ジャック・ホイヤーの85歳の誕生日の記念モデルということで同氏のサインと"JACK HEUER 85TH BIRTHDAY EDITION"とエングレービングが施されています。確かに85歳の誕生日を記念するモデルではあるのですが、限定モデルという表記だけにとどめたほうが使う側の気持ち的には使いやすくなるのになぁと思います。

また、通常版のケースバックは、自社キャリバーのホイヤー02を覗けるようにバックスケルトン仕様となっていますが、こちらはそうではありません。ホイヤー02が美しく仕上げられたムーブメントかというとそういう訳ではありませんが、せっかくの自社ムーブですし通常版のように見せてあげる仕様でも良かったのではないかと思います。

文字盤 / ベゼル

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文字盤は、シルバーのサンレイダイアルでサテン仕上げが施されており、サブダイアルは、ブラックのパンダ文字盤がヴィンテージ感を上げています。

通常版の逆パンダ文字盤もフェイスが引き締まって見えていいのですが、限定モデルは光の当たり方や見る角度によって表情がころころと変わるところも魅力的なポイントだと思います。

6時位置には日付表示があり、デザインを邪魔しない配置も好印象です。日付表示は、いくつも時計を持っている人だとあわせるのが面倒だという人もいますがやはり便利は便利なので個人的にはあるほうが好きです。

ブレスレット

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ブレスレットは、オータヴィアの初代モデルに採用されていた7連の所謂ライスブレスレットです。こちらもポリッシュ仕上げが目立ち光が当たるとキラキラと反射します。通常版は革ベルト仕様の販売もありますが、限定版はブレスレットのみの展開です。ブレスレットについて特に不満はありませんが、あえてパイロットウォッチ感を出すのであれば、購入後にブレスレットからブラックのレザーベルトを使うのもケースとのコントラストが生まれてより格好良くなるのではないかと思いました。

着用感

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クロノグラフの大きめなケースですが腕の収まりがよく、またライスブレスレットの着用感もなかなか良かったです。

機能面も80時間のパワーリザーブに100m防水と普段使いしやすい仕様です。

パンダダイアルは近年非常に人気のあるジャンルで、このオータヴィアリミテッド・エディションは、現代的なサイジングながらヴィンテージウォッチの抑えるべきポイントを抑え、着けている腕を見るたびにニヤニヤしてしまうような時計だと思います。

仕様

ブランド: TAG Heuer (タグ・ホイヤー)
モデル: Autavia Heuer 02 Chronograph Jack Heuer Limited Edition(オータヴィア ホイヤー02 クロノグラフ ジャック・ホイヤー リミテッドエディション)
リファレンス番号: Ref. CBE2111.BA0687
ケースサイズ: ケース系 42mm / 厚さ 15.6mm
ケース素材:ステンレススチール
防水性: 100m(330フィート)

ムーブメント

キャリバー: Heuer 02
パワーリザーブ: 約80時間
駆動方式: 自動巻
振動数: 4hz 28,800回/時
石数: 33石

価格

定価: 691,200円(税込)
限定本数: 1,932本

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出典: https://www.thewatchcompany.co.jp/

今回、本記事を執筆するにあたりタグ・ホイヤー オータヴィアリミテッドエディション CBE2111.BA0687の実機を「The Watch Company」様よりお借りしました。TWCは、東京中野の中野サンモール商店街にある時計屋です。価格帯もハミルトンといった低価格帯からタグ・ホイヤーなどのミドルレンジそしてパテック・フィリップまで様々なラインナップがあるため価格帯ごとの比較も可能です。
中野へ訪れた際は、立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

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ザウォッチカンパニー - ロレックス - TWC高級時計専門店 

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