腕時計の読みもの

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ヒカキンの腕時計遍歴 ニクソン、ロレックスからオーデマピゲまで

YouTubeの国内チャンネル総登録者数No.1のYouTuberであるHIKAKIN(ヒカキン)が動画内で1890万円の腕時計を購入したことが話題になっています。

YouTuberとしてだけでなくYouTuberのプロダクション会社UUUM(ウーム)のファウンダー兼最高顧問としても活動しており、年収は2億円から3億円程度ではないかと推測されています。

そんなヒカキンが腕時計好きという噂は有名ですが、一体どんな時計をこれまで腕に通してきたのでしょうか。

今回は、ヒカキンがこれまでYouTubeに投稿した動画やその他メディアに露出した際の映像などから彼が所有する腕時計をご紹介します。

※Apple Watchなどのスマートウォッチや雑誌の付録の時計は除きます。

ヒカキンの腕時計遍歴

G-SHOCK GW-202K-2JR

G-SHOCK GW-202K-2JR

ヒカキンの人生はじめての腕時計は、G-SHOCKでした。

G-SHOCKの中でもFROGMAN(フロッグマン)と呼ばれる人気シリーズでモデル名は、GW-202K-2JRです。

フロッグマンは、200m防水性能がありケース素材にチタンを採用しているモデルです。

これは、ヒカキンの中学入学祝いに両親から贈られたものだそうで、当時コメリホームセンターの時計コーナーで選んだそうです。

ケースはブラックで青色と水色がアクセントになっています。液晶も水色で全体的に爽やかな印象です。

このG-SHOCKは、「御蔵島バンドウイルカ研究会」サポートモデルとしてリリースされたそうです。

このG-SHOCK GW-202K-2JRは、2002年6月に発売された時計で、残念ながらすでに生産終了しています。当時の価格は26,000円(税抜)で、中学生のプレゼントにはかなり高額ですが長く使えるからと買ってもらったそうですよ。

現在は中古でしか手に入れることができません。

動画は以下よりご覧いただけます。

ブランド: CASIO(カシオ)
モデル: G-SHOCK FROGMAN(ジーショック フロッグマン)
リファレンス番号: GW-202K-2JR
ムーブメント: -
駆動方式: クオーツ(タフソーラー)
定価: 26,000円(税抜)

 

NIXON CAPITAL AUTOMATIC NA089000-00

NIXON CAPITAL AUTOMATIC NA089000-00

ヒカキンが自分自身で初めて購入した腕時計は、NIXON(ニクソン)のNIXON CAPITAL AUTOMATIC NA089000-00というモデルです。

ストリートブランドとして非常に人気のあるニクソンの腕時計は、電池で動くいわゆるクオーツ時計が主流で10,000円前後から手に入るものが多いです。

ですが、ヒカキンが購入したCAPITAL AUTOMATICは、モデル名にあるオートマチックの通り自動巻きの時計で価格は129,600円です。

キャピタルシリーズにはクオーツモデルもあるのですが、そちらは30,000円程度で自動巻きモデルは4倍の価格になります。

44mmの楕円形のステンレスケースに黒文字盤の12時位置にはNIXONのロゴがあります。そして、この時計の最大の特徴は、文字盤の中央部分があけられており、内部のムーブメントが見えるようになっている点です。また、裏からもムーブメントが見えるようにトランスパレントバック仕様になっています。

ETA社製のムーブメントのため特に特筆すべき店はありませんが、初めての機械式時計であれば内部のメカメカしい感じが楽しめるのは魅力的ですよね。

ヒカキンによるこの時計の購入報告は、2010年6月26日に投稿されたブログで確認することができます。

ameblo.jp

ブランド: NIXON(ニクソン)
モデル:CAPITAL AUTOMATIC(キャピタルオートマチック)
リファレンス番号:NA089000-00
ムーブメント: ETA 2824-2
駆動方式: 自動巻き
定価: 129,600円(税込) 

ステンレスモデルは非常に人気で現在はゴールドのモデルしか手に入れることができないようです。

ロレックス コスモグラフ デイトナ Ref.116520

ロレックス コスモグラフ デイトナ Ref.116520 黒文字盤

ロレックスの一番人気と言っても過言ではないかと思われるコスモグラフ デイトナの1世代前のモデルRef.116520です。

デイトナは、店舗を回って探し求めるデイトナマラソンというワードがあるほど簡単に手に入らないことで有名な時計です。

定価1,150,000円(税抜)で販売されていたモデルですでに生産終了したものですが、中古市場でも現在は2,000,000円前後で販売されているのを見かけるほどです。

ロレックス コスモグラフ デイトナ Ref.116520 白文字盤

ヒカキンのデイトナは黒文字盤ですが、実は兄のセイキンも同じコスモグラフ デイトナ Ref.116520の白文字盤を所有しています。

ブランド: Rolex(ロレックス)
モデル:Cosmograph Daytona(コスモグラフ デイトナ)
リファレンス番号:Ref.116520
ムーブメント: Cal.4130 
駆動方式: 自動巻き
定価: 1,150,000円(税抜)

ロレックス スカイドゥエラー Ref.326939

ロレックス スカイドゥエラー Ref.326939

ロレックスの時計の中でも複雑機構が搭載されているのがこのロレックス スカイドゥエラー Ref.326939です。

ヒカキンが実際に着用しているのは上の画像のモデルのインデックスがローマ数字のものです。ケース素材は、18Kホワイトゴールドです。

このスカイドゥエラーは、2012年に初登場し業界に衝撃を与えたモデルです。

ロレックスが新しく開発した新型の自社ムーブメントCal.9001が搭載されており、GMT機能(2カ国の時刻表示)、アニュアルカレンダー(月末の30日と31日を自動的に判別する機能)を備えています。

あまり多くは見かけない印象ですが、動画内でも登場するシーンがありました。 

ブランド: Rolex(ロレックス)
モデル:Sky Dweller(スカイドゥエラー)
リファレンス番号:Ref.326939
ムーブメント: Cal.9001
駆動方式: 自動巻き
定価: 4,620,000円(税抜)

ロレックス コスモグラフ デイトナ Ref.116506A

ロレックス コスモグラフ デイトナ Ref.116506A

先にご紹介したデイトナと同じモデルですが、ケース素材などが違うのがこのロレックス コスモグラフ デイトナ Ref.116506Aです。

ヒカキンが投稿している動画の中でも度々目にするのでなんとなく見覚えのある方もいらっしゃるかもしれませんね。

ケース素材はプラチナ製で、プラチナのロレックスのみに使用されるアイスブルーの文字盤が特徴です。

また、文字盤をよく見ていただくとインデックスにはバケットダイヤが施されているのが分かります。

通常のステンレスではなくプラチナ製でかつバケットダイヤ仕様のため価格はなんと7,400,000円(税抜)です。

アイスブルーの文字盤にブラウンカラーのセラクロムベゼルの組み合わせが非常に上品なモデルですね。

プラチナ製のためズシリと重い時計です。

ちなみに木村拓哉もダイヤが付いていないモデルをプライベートで愛用しています。

ブランド: Rolex(ロレックス)
モデル:Cosmograph Daytona(コスモグラフ デイトナ)
リファレンス番号:Ref.116506A
ムーブメント: Cal.4130
駆動方式: 自動巻き
定価: 7,400,000円(税抜)

オーデマピゲ ロイヤルオーク・トゥールビヨン・エクストラ シン Ref.26510OR.OO.1220OR.01

オーデマピゲ ロイヤルオーク・トゥールビヨン・エクストラ シン Ref.26510OR.OO.1220OR.01

東海オンエアの動画にて銀座アワーグラスでヒカキンが購入したのがこのオーデマピゲのロイヤルオーク・トゥールビヨン・エクストラ シンです。

オーデマピゲは、雲上ブランドと呼ばれ文字通り雲の上のような存在のブランドとしてしられています。

また高級時計の世界三大ブランドのひとつとして数えられるブランドでもあります。

モデル名にあるトゥールビヨンは、6時位置にみられる機構のことを指します。

トゥールビヨンは、世界三大複雑機構のひとつで最も難易度の高い技術だと言われており、これが搭載されているだけで時計の価格が1,000万円程度アップします。

このトゥールビヨンは、内部の機構が回転することで腕時計にかかる負荷を一定に保ち精度を上げるために搭載されます。

また、エクストラシンとあるように非常に薄い作りになっておりわずか8.85mmしかありません。複雑機構を搭載しながらこのように薄いムーブメントを製造できるブランドは世界でも限られています。

ヒカキンは、この時計を選んだ理由を以下のように述べていました。

インスタとかで、大好きでずっと見てたんだよね。初めて見たの実物を。あんまり売ってないの

引用: HIKAKIN 【人生最高額】てつや、時計をヒカキンさんと買う!! 

購入時の動画は以下よりご覧ください。

こちらの動画がアップされてからすぐに新動画が公開されましたが、どうやら金属アレルギーをお持ちのようで着けられないことが判明したようです...

※後の動画で体調不良であったためと報告がありました。

オーデマピゲ ロイヤルオーク・トゥールビヨン・エクストラ シン Ref.26510OR.OO.1220OR.01は、18Kローズゴールドの素材です。

ステンレス、ホワイトゴールド、プラチナのこれ以前の時計は問題なかったようですが、ローズゴールドはだめだったようですね。

ローズゴールドは、金、銅、銀、そしてパラジウムが含まれる合金です。金と銀は、既に所有されている時計を考えて問題ないので、銅が体質的に合わなかった可能性があるかもしれません。

購入してからたった8時間で手放さなくてはならないというのは非常に残念ですね。

このロイヤルオーク・トゥールビヨン・エクストラ シンには、ステンレスのモデルもあるのでそちらの方が良さそうですね。

金属アレルギーの報告動画はこちらからご覧いただけます。

ブランド: Audemars Piguet(オーデマピゲ)
モデル:Royal Oak Tourbbillon Extra Thin(ロイヤルオーク・トゥールビヨン・エクストラ シン)
リファレンス番号:Ref.26510OR.OO.1220OR.01
ムーブメント: Cal.2924
駆動方式: 自動巻き
定価: 17,928,000円(税抜) 

番外編 時計ケース

いくつもの時計を所有しているヒカキンの時計ケースをご紹介します。

過去にTwitterで一度投稿されていたものです。

ヒカキンが使用している時計ケースは、シンコハンガー コレクタワーウォッチスタックというものです。

プラスチック製で5本収納できるものです。5本以上になれば買い足すことで上に重ねていくことができます。

現在は超高級時計を所有するヒカキンがこのケースを使用することは無いだろうと思います。プラスチック製なので金などの柔らかい素材にはどうしても傷がつく不安があるからです。

とはいえ、G-SHOCKなどの時計の収納用であれば非常に安価ですし良いかもしれません。

まとめ

人気YouTuberヒカキンの腕時計をご紹介しました。いかがだったでしょうか。

今回はApple Watchなどのスマートウォッチは除外してお届けしました。

これまでアイスブルーのデイトナをお持ちだったのはYouTubeの動画で度々見ていましたが、あらためてコレクションを見てみると面白いなぁと思いました。

ロレックスは資産価値が高いということを動画内で話していることがありますが、やはりそういった観点が時計選びにおいて彼には重要なのでしょうか。

累計金額は、なんと3000万円超えでした!

コレクションがどんどんステップアップしていくのは見ていて気持ちがいいですね。

いつか機会があれば、それぞれの時計を購入したきっかけなどをインタビューしてみたいですね。

また新しい時計が判明した際は更新をしていきます。

ヒカキンのYouTubeチャンネルは以下よりアクセス可能です。

HikakinTV - YouTube

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