時計と宝飾の世界二大見本市であるSIHHとバーゼルワールドから大きな発表がありました。
2020年に開催されるSIHHとバーゼルワールドは同時期開催となることが決定しました。
SIHHは、2020年4月26日〜4月29日にジュネーブで、そしてバーゼルワールドはそのすぐ後4月30日〜5月5日までバーゼルの地で開催となります。
時計業界関係者は、これまで2度の出張が必要でしたが2020年以降は1度のスイス出張で済むことになります。
2つの見本市が同時期に開催されることは、出展ブランドの見本市撤退を検討抑止することにつながると考えられます。
先日もバーゼルワールドに出展する最大手のスウォッチグループが、19ものブランドを撤退させることを決定していました。
SIHHとバーゼルワールドの同時期開催は、4年間の契約が結ばれており、2020年から2024年まで継続されます。
かつて1990年にSIHHが開催された際は、4月に開催されていました。その数年後1月開催へと変更されていたため、また同時期開催に戻るという形になります。
今後の見本市撤退を検討するブランドの抑止力になるのか注目です。