腕時計の読みもの

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ライカが2本の腕時計Leica L1とL2をリリース ドイツの超高級カメラメーカーが時計市場に参入

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出典: https://gearpatrol.com/

Leica(ライカ)といえばドイツの超高級カメラメーカーでカメラ本体やレンズで有名ですが、時計市場へ参入することを発表しました。

ライカが本格的な腕時計Leica L1とL2を発表

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出典: https://www.hodinkee.com/

高級カメラメーカーのライカが、時計市場への参入にあたり本格的な2本の時計を発表しました。それぞれデイト表示を搭載したLeica L1とGMT機能を搭載したLeica L2です。

カメラメーカーによる興味深いデザイン

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出典: https://gearpatrol.com/

どちらの時計も41mmのステンレススチールケースで、手巻きムーブメントを搭載しています。

Professor-Achim-Heine
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Achime Heine氏(左)とライカの時計デザインのスケッチ(右)

出典: https://www.revolution.watch/

デザインは、ドイツ ベルリンで活動するプロダクトデザイナーで約20年に渡ってライカのデザインに携わってきたAchim Heine氏(写真上部)です。2本の腕時計は、ライカのカメラからインスピレーションを得てデザインされました。

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出典: https://www.hodinkee.com/

ケースサイドをみるとリューズにルビーがついており、ライカの有名な赤いドットのロゴデザインを連想させます。また、パワーリザーブのインジケーターは、ライカのレンジファインダーカメラM3のライカメーターから着想を得ているそうです。

全体的にライカのカメラを想わせるライカらしいデザインの時計だと感じます。

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出典: https://www.hodinkee.com/

バリエーションは、黒文字盤だけでなく赤文字盤もリリースされるようです。

赤文字盤は、時計業界でもあまり採用されることの無い色のため珍しく感じます。

ラウンドケースに赤い文字盤は、ライカの赤いロゴを思い起こさせますね。

日付表示ディスクまで文字盤と同色にしており、デザインの統一感が素晴らしいです。

ムーブメントから見るライカの本気

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出典: https://gearpatrol.com/

今度は時計作りの重要な要素、ムーブメントに注目してみたいと思います。ライカは、シュワルツワルトに拠点をおく精密機械を取り扱うLehmann Präzision社と提携しています。そしてドイツ国外ではあまり有名ではありませんが、そこの独自の時計ラインをもつLehmann Schrambergにムーブメントを任せているとのことで自社製ムーブメントといっても良いのではないでしょうか。ライカはこれによりETAのムーブメントを使うこと無くドイツでの生産を確保することができています。時計の文字盤の6時位置を見ると"made in Germany"と印字されているのが確認できるかと思います。ここからもライカの本気度合いを伺うことができます。

ベースとなるキャリバーは、どちらの時計もL1でL2にはGMTとデイ・ナイト表示機能があります。

leica-watch-timeadjust-off
leica-watch-timeadjust-on
通常時は写真左のように文字盤中心にある穴が白く表示され、リューズを押し時間調整する際は赤く表示されます。

出典: https://www.hodinkee.com/

このムーブメントのユニークなポイントは、時間調整をする際に体感することができます。通常時計の時間を調整する際は、リューズを引き出して行いますが、このキャリバーL1はリューズを押し込むことで秒針が0秒位置に戻り時間調整モードに入ります。操作感としてはおそらくクロノグラフのプッシャーに近しいものだと思われます。

気になる価格は?

Leica L1
Leica L2

出典: https://www.revolution.watch/

高級カメラメーカーが出す本格派の腕時計ということもあり、やはり気になるのは価格ですよね。

現状まだ正式なアナウンスはありませんが、スタンダードモデルのL1は、10,000ユーロつまり日本円で約130万円前後で販売されるのではないかと思われます。正直130万円という価格レンジだとそれこそ選択できる時計の幅も広まってくるのでどういった方が購入されるのかも興味深いです。

ライカの時計作りのこれから

ライカは、過去に時計を販売したことがあります。直近では、2014年にライカのカメラ部門100周年を記念した限定モデルをValbray社とコラボして出しています。残念ながらその時計は、ライカによるデザインでもライカによる製造でもなく1度きりのものでしたが。
今回の2モデルの追加は、これまでのようにワンショットのものではなく継続していくものだと公表されています。ピンクゴールドケースモデルやまた次のモデルL3を仕込んでいるようです。

ドイツの高級カメラメーカーが今後どういった展開をしていくのか非常に楽しみです。

基本情報

ブランド: Leica (ライカ)
モデル: L1, L2
リファレンス番号: 
ケースサイズ: ケース径 41mm / 厚さ 14mm
ケース素材: ステンレススチール
防水性: 50m

ムーブメント情報

Leica L1 caseback
Leica L2 caseback

出典: https://www.revolution.watch/

キャリバー: L1, L2(写真上部左からL1, L2)
パワーリザーブ: 60時間
駆動方式: 手巻き
振動数: 4hz 28,800振動/時
石数: 25石

価格

定価: 未定 およそ10,000ユーロ(日本円で約130万円前後)
限定: 現在は、限定とされていないようですが、初年度はおよそ400本程度になるのではないかと言われています。

さらに詳しい情報は公式サイトをチェックしてみてください。