スイスの新聞"Le Temps"(ル・テンペス)が、Raymond Weil(レイモンド・ウェイル)が2019年のバーゼルへの出展取りやめを発表したと報じました。
相次ぐバーゼル出展取りやめ
7月にスウォッチグループがバーゼルワールド出展停止を本サイトでもお伝えしましたが、今度はレイモンド・ウェイルが発表を取りやめることとなりました。
バーゼルワールド会場のホール1の1階はHall1.0(ホール1.0)と呼ばれ、ロレックス、パテックフィリップやブレゲ、オメガ、ウブロなど独立系ブランドや大手グループをはじめとするブランドが並び、毎年最も注目を集めるエリアです。レイモンド・ウェイルもこのホール1.0に出展していましたが、スウォッチグループに続いての撤退が決定し、バーゼルワールドを運営するMCHには大きな打撃となりそうです。
レイモンド・ウェイルのElie Bernheim(エリー・ベルンハイム)CEOは、ル・テンペスに対し「撤退についてしばらく考えていましたが、今回決定されました」と解答しました。ベルハイムCEOによれば、同社はバーゼルワールドには40年以上出展し続けてきましたが、ブランドのニーズに沿ったものではなくなったと話しています。
今後もこの流れが続く可能性もあり、バーゼルワールドの行方に非常に注目が集まっています。
Le Tempsの元記事は以下のリンクからご確認いただけます。
※フランス語の記事です。
A son tour, Raymond Weil quitte Baselworld - Le Temps
※画像はすべてバーゼルワールド公式サイトより
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