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映画『007 消されたライセンス』のロレックスサブマリーナがオークションに登場

007 消されたライセンスのロレックスサブマリーナ

ジェームズ・ボンドが実際に使った時計「ボンドウォッチ」がオークションに登場します。

ジェームズ・ボンド最後のロレックス

007 消されたライセンスのロレックスサブマリーナ5513

オークションハウス「フェローズ」は、1989年公開の「007 消されたライセンス」で劇中に登場したロレックス サブマリーナを競売にかけることを発表しました。モデルは、ロレックス サブマリーナデイト Ref.5513です。一点注意すべき点は、ジェームズ・ボンド演じた俳優ティモシー・ダルトンが着用したものではなく彼のスタントマンが着用していた時計であるということです。

ロレックス サブマリーナデイト5513のケースサイド
ロレックス サブマリーナデイト5513のケースバック

映画「007 消されたライセンス」は、ティモシー・ダルトンが最後にジェームズ・ボンドを演じた作品で6年後にはピアース・ブロスナンにその役を引き継いでいます。ピアース・ブロスナンに代わると同時にジェームズ・ボンドの時計もオメガへと世代交代しました。そのためロレックスを着用するジェームズ・ボンドが観られる最後の機会でもありました。

「007 消されたライセンス」は、特に水中のシーンが多かったためサブマリーナはまさにうってつけの時計だったと言えます。そしてこの時計は、本作の一番の見所でもあるタンクローリーでのカーチェイスシーンで使用されたものでした。

ロレックス サブマリーナデイト5513のバックル

実際にティモシー・ダルトンによって着用されていたのは、ロレックス サブマリーナデイト Ref.16610でした。今回のオークション品は、ティモシー・ダルトンが着けた時計ではありませんが、それでもボンドの一番激しいシーンを演じたスタントマンが実際にスクリーンの中で着けていた時計というのはまた違った魅力があるとも言えます。

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時計には、メキシコのキャストとクルーの写真、ロレックスの保証書などの書類が付属します。また、メイキングの本、サウンドトラックアルバムと007シリーズの映画製作会社であるEON Productions(イーオン・プロダクションズ)による証明書もセットとなります。

007 消されたライセンスのロレックスサブマリーナ5513

このサブマリーナは、10月30日のオークションで登場し現在の予想落札価格は、60,000ポンド〜90,000ポンド(日本円で約9,000,000円〜13,400,000円)となっています。過去にロジャー・ムーア本人がジェームズ・ボンドを演じた際に着用していたサブマリーナRef.5513が365,000CHF(日本円で約45,000,000円)で落札されたことがあるだけに、ファンの間では期待が高まっています。

この時計は、オークションまでの間フェローズのロンドンとバーミンガムのオフィスで見ることができます。

・2018年10月23日 12:00 - 19:00 (ロンドン)
・2018年10月27日 11:00 - 16:00 (バーミンガム)
・2018年10月29日 10:00 - 16:00 (バーミンガム)
・2018年10月30日   8:30 - 11:00 (バーミンガム)

詳細は以下のフェローズの公式ページからご確認ください。

Specialist Jewellery and Watch Auctions | Fellows Auctioneers Ltd

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www.thewatchblog.net