先日公開した時計売買サイトWatchBoxのアプリの記事では、『時計コレクター向けスマホアプリ〜資産管理編〜』と題しコレクションを管理する機能をお伝えしましたが、今回はアプリ『アプリで試着編』をお送りします。
腕時計をアプリで試着しよう
「AR(拡張現実)」をご存知でしょうか。
Wikipediaでは、以下のように説明されています。
拡張現実とは、人が知覚する現実環境をコンピュータにより拡張する技術
引用: Wikipedia 拡張現実
簡単に説明すると、現実世界では何もない床でも、スマホをかざして見た世界にはパンダの遊具が出現する(上部写真参考)というような技術です。具体的なアプリでいうとポケモンGOなどがそれにあたります。
そしてこのWatchBoxのアプリには、ARの技術を使って実際には何も無い自分の腕に腕時計を出現させることができる機能を持っています。
WatchBoxの試着機能の使い方
ポケモンGOは、そのままスマホをかざせばモンスターを見ることができますが、WatchBoxの試着機能は少し準備が必要になります。
現状のアプリの技術では、どこが腕でどこがそうではないということを検知することができません。そのため上の写真のような腕時計を正しいポジションに出現させるための「トリガー」が必要になります。
1. まずアプリを起動したら左から2番目のタブをタップして検索画面を表示します。
2. トップバナーに表示されている[TRY ON A WATCH NOW]をタップします。
3. 「買う前に試着しましょう」という説明文が表示された画面が出てくるのでGet startedボタンをタップします。
4. トリガーを持っていない場合は、I need a triggerボタンを押してメールで送信するかAir Printで印刷することができます。
5. こちらがトリガーです。点線にそって切り取って腕に巻きます。
6. 準備ができたらTry on a watchボタンをタップします。
7. 時計一覧が表示されるので、好きな時計をタップするとカメラが立ち上がります。トリガーにかざせば腕時計が出現します。
実際にやってみた
トリガーを印刷して点線のとおりにハサミで切り取ります。
これを腕に巻いてカメラにかざすと...
時計が出現します。こちらの時計は、A.ランゲ&ゾーネのツァイトヴェルクです。定価700万超えの時計が自分の腕に... なかなかおもしろい機能ですよね。
画像を見ていただくと分かりますが、ベルト部分が正しく巻きつけられていません。平面の画像を表示しているだけなので完璧ではないですが、実寸サイズらしいので腕の上での大きさはカタログのサイズを見るよりかは感覚がつかめるかもしれません。
他にもいくつか試着してみました。左からBell&Rossの2018年新作BR V2-94 RACING BIRD、Patek Philippeのアクアノート 40mm、RolexのデイトナRef.116506です。
やはりブレスレットが手首がら大きく飛び出しているのは気になりますが、サクサクとARで試着ができるのは面白かったです。
ダウンロードはこちらから
『アプリで試着編』いかがでしたでしょうか。
アメリカの時計売買サイトのアプリということで、やはりECが強いアメリカならではだなと思いました。日本の場合は、電車でちょっといけばブティックや時計屋がありますが、車社会のアメリカだとちょっと時計を見に行くというのにもかなり時間がかかってしまうからなのかなと。
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